CPAを基準にするECサイト様は多いです。間違ってはいませんが、それのみだと大きな損をします。ECサイトのリスティング広告代行事業ではそれ以外も指標にしています。以前の支援先であった例をみてみましょう。参考になるはずです。
中古アパレルECサイトのリスティング代行であった事例
・客単価10000円・粗利率45%・CVR1%・CPA2000円・1コンバージョンあたりの利益2500円。
①単価30000円のコートを対象にした広告グループがあり、300クリックでもコンバージョンが無かった。CPAを悪化させているので停止した。
②粗利率は45%より低いと思っていたが、その後他の商材と同じであることが判明。売れれば大きいので再開。
③500クリックで1着売れた。客単価30000円・粗利率45%・CVR0.2%・CPA10000円という結果に。が、1コンバージョンあたりの利益は3500円と平均以上。
④この広告グループを停止すれば、全体のCPAは改善する。が、客数・売上・利益は減る。停止する意味は全く無い。
ECサイトのリスティング運営ではこういった事例がよくあります。
リスティングでCPA至上主義は危険
6月 15, 2016
ECサイト リスティング