お早うございます。EC向けリスティング広告代行事業では、毎月・3カ月毎・半年ごと・1年毎に、広告の仕分けを行っております。具体的には

 

①検索クエリ(ユーザーが実際に検索したキーワード)をチェックし、無関係のものを除外する

②コンバージョンが合っても、CPAが高すぎるキーワードの単価を下げる。

③CPAが低く、売れているのにコンバージョン数が少ないキーワードの入札単価を上げる。

 

などです。今日は①についてです。

 

 

EC向けリスティング広告では、商材が変わっても無意味な検索クエリは似たり寄ったりです。例えばプラダの商品を売っている場合、

『プラダ 偽物』

『プラダ 画像』

などのキーワードがよく出て来ます。これがコンバージョンに繋がらないのは誰の目にも明らかでしょう。そこで、偽物・画像などのキーワードを除外設定する必要があります。

 

 

こういった細かい作業を繰り返ことで、無駄な広告掲載が減り、費用対効果がよくなります。あるECサイト様では、1年に1回の仕分けで月4万円の広告費が減らせ、その分効果のある広告に回せました。このサイトのCPAは1500円、客単価2万5千円、粗利率40%なので、

 

増えるコンバージョン数(月)=40000÷1500=27件

増える売上(月)=27×25000=675000円

増える粗利(月)=675000×0.4=270000円

増える粗利(年)=270000×12=3240000円

 

となり、大きな利益を生み出せます。ECのリスティング広告は数値計算がしやすいので、効果がすぐに分かりますね。