中国EC市場は日米を上回る勢いで伸びています。以下、状況です。

 

 

①市場規模は50兆円ほど。小売り全体の10%を占める(日本は4%、米国は6%ほど)。経済発展が遅く、実店舗が出来る前にECが発展したので高い数値です。途上国・新興国に共通する部分ですね。16年には12年の4倍になるとのこと。

 

②昨年米国株式市場に時価総額最高で上場したアリババが運営する タオバオ・Tモール が6割以上のシェア。どちらもモール。日本と違い、モールのシェアが圧倒的で、自社ECサイトは殆ど売れない模様。

 

③日本製品が非常によく売れる。特におむつ・赤ちゃん向けミルクなど。

 

④消費者は店舗の信頼度を見て商品を買う傾向がある。

 

⑤日本のECは成熟期。越境ECは黎明期。まだまだチャンス。他国化を小さく種膜のつもりで良いので、コツコツ育てていく計画で行っていくべき。

 

⑥11月11日は≪独身の日≫でメチャクチャ売れる。

 

⑦天猫の怖さは、消費者の店舗評価が見えること。お客は底を見るので、本当に大変。

 

⑧チャットでは、タオバオは値引き交渉できるが、Tモールはその場では出来ない。1番多いのは『この在庫あるのか?』

 

⑨CS(ヒト)は重要。ブランドを好きになってくれないと。

 

⑩丁寧な梱包は絶対に大事。